12月に入ると街中にクリスマスソングが流れてきます。
クリスマスは、誰もが知っています。クリスマスってあなたは、どういう日だと思いますか。私は、以前、ケーキを食べる日、プレゼントをもらえる日だと思っていました。
小学生の頃、姉に連れられて近くのお宅で開かれていた日曜学校に行ったことがありました。学校でも、家でも聞いたことのないイエス・キリスト様のお話しでした。とても興味深く語って下さるお姉さん、お兄さんが「とても優しくてあたたかい人たちだな~」という印象を持っていました。
それから後、高校生の頃の私は、何をやっても満たされない思いが強く、家では反抗的な態度を取っていたように思います。でも、家族の皆が私をかばってくれていたように思います。
そんな私は、家族の反対を押し切って上京し、夜間の短大に入学しました。昼は働いて夜に学校へ行っていました。そんな2年目の寒い日、12月の半ば過ぎクリスマスの頃だったと思います。 偶然、幼なじみの友達に出会ったのです。その友は、大学を中退し、統一協会に行っているとの事を風のたよりに聞いていました。統一協会がどんな宗教なのか?また、幼な友達を救ってあげたいという不遜な思いを秘めて誘われたゼミに参加することにしました。
そのゼミを受けて、私は、自分自身がわからなくなってしまいました。何も手がつかず、学校を休学し家に帰ってきました。そんな時、ラジオ放送で羽鳥 明先生のメツセージを聞くようになりました。そして、優しくてあたたかい人がいる「教会に行きたい」という思いが与えられました。その後、ラジオ放送をとおして教会を紹介して頂き、近くのキリスト教会に通うようになりました。
教会の牧師先生からイエス様は、私の罪のために、この世に来て下さったのだということを教えられました。罪とは神様を知らないことだということを教えていただきました。私の心が満たされなかったのは、神さまを知らなかったからでした。イエス・キリストを私の救い主と信じてクリスチャンとなった今は、とても満たされていることがわかります。このような小さな者のために十字架にかかって下さり、3日目に甦って下さったこと、そして天に場所を備えていてくださり、いつも見守り愛していて下さることを心から感謝しています。
クリスマスは、私たちのために天の神様が一人子イエス様をこの世に送って下さった日。感謝と喜びの日なのです。メリークリスマス!
トシイ